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【EU】2009.09.22 発表

EU 第1回EUエコラベルコミュニケーション賞を授与

 欧州委員会は、9月23日、第1回EUエコラベル・コミュニケーション賞を授与した。この賞は、環境にやさしい製品やサービスを認定するEUのエコラベル「フラワー」の普及に大いに貢献した企業等に贈られる。
 選考基準は、ロゴの効果的な利用、品質、創造性、活動の妥当性などで、環境問題やコミュニケーションの専門家、欧州委員会の代表により審査が行われた。同賞には、オーストリア、フィンランドなどEU10カ国から18企業、スイスから1企業が応募。サービス提供者部門にはホテルが数多くエントリーし、生産者部門には石鹸・塗料から清掃用品・床製品の生産者がエントリーした。
 審査の結果、サービス提供部門はアイルランド・キャリックオンシャノンにあるブッシュ・ホテルが受賞した。同ホテルは館内での普及啓発キャンペーンや、供給事業者向けの規約作りなど、さまざまなプロモーション手法でエコラベルの普及を行ったことが評価された。
 また、生産者部門はイタリアのセラミックタイル製造企業Gruppo Concorde社とフランスの塗料・ニス製造企業ONIP社が受賞した。前者は1500種のエコラベル対象商品を取り扱っており、魅力的なパンフレットを作り、ロゴを効果的に利用したプロモーション・キャンペーンが評価された。後者は、インターネットを利用した広報活動などが評価された。
 同賞は、今後、毎年贈られる予定。
 なお、EUのエコラベルは、1992年に導入され、現在では、2万種類近くの製品(清掃用品、紙製品、布製品など)やサービス(ホテルでの宿泊など)にマークが付けられている。【欧州委員会環境総局】

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