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【EU】2009.09.21 発表

EU加盟国 クロマグロの国際取引禁止の提案を支持せず

 絶滅危惧種の国際取引に関するワシントン条約に基づいて、クロマグロの国際取引を一時的に禁止するよう求めたモナコの提案について、9月21日、EU加盟国はこれを支持しない方針を決定した。
 欧州委員会のジョー・ボルグ漁業委員は、この問題は大西洋マグロ類保存委員会(ICCAT)の問題であるとしている。これまで以上にICCATによる複数年度計画による対策が重要となり、ICCAT加盟国はクロマグロの漁業資源量に配慮しなければならない。
 EUは、モナコからクロマグロをワシントン条約附属書Iに登録することについて共同提案することを求められていた。欧州委員会は、この提案に対しICCATの11月の年次会合において、クロマグロの資源量に関する科学的証拠を待つことを条件に支持することにしていた。しかし、EU加盟国の会合により本提案を支持しないことになった。これに対し、欧州委員会は遺憾の意を示した。なお、2010年3月のワシントン条約会合までにEUの立場について再検討する機会がある。【欧州委員会環境総局】

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