9月18～20日にかけて、世界各地で、第17回世界クリーンアップ・キャンペーンが実施された。2009年のキャンペーンのテーマは「気候変動と闘うために団結するコミュニティ」。
　この運動の創始者で、キャンペーンの議長を務めるキアーナン氏は、気候変動について、世界が直面している最大の問題の一つであり、政治的な意思決定も重要だが、草の根の行動も不可欠だとコメント。
　また、国連環境計画（UNEP）のシュタイナー事務局長も、今年のキャンペーンが、ニューヨークでの気候変動に関する首脳会議の数日前に実施されることを踏まえて、数百万の世界クリーンアップ・ボランティアが、行動を通して、気候変動は全ての人々にとって重大な問題だという強いメッセージを伝えることになると述べた。
　今回のキャンペーンでは、アルジェリア、ジンバブエ、オーストラリア、バヌアツ、イラクなど、世界各国で、植林や植生の回復、廃棄物の削減、リサイクルといった活動が行われた。【ＵＮＥＰ】