【アメリカ】2009.09.03 発表
EPAは、テレビがエネルギースターラベルを取得する際の認定基準を改定し、現在のモデルより、エネルギー効率を40%改善するよう求めていくことを明らかにした。新しい、厳格なエネルギースター基準を満たしたテレビは、2010年5月1日から全米で店頭に並ぶ予定。
新しい基準では、スイッチを入れた時のエネルギー消費量を削減すること、十分な明るさを確保すること、プログラムガイド・データのダウンロードに伴う電力消費量を削減することなどを要求。これにより、消費者にとっても、環境にとっても大きな節約効果が得られる。米国内で販売される全てのテレビが、この新しいエネルギースター基準を満たせば、エネルギー代を年間25億ドル節約でき、自動車300万台分の温室効果ガス排出量を削減するのに匹敵する効果があるという。
2010年には、アメリカの家庭で、40インチ以上の大型テレビが1900万台以上も導入される見込みだが、今回のエネルギースター基準は、大型テレビにも大いに省エネ効果がある。例えば、46~50インチのテレビでは、同じサイズの通常のモデルより、約50%の節電が可能だという。【EPA】
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.