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【その他】2009.08.02 発表
オーストラリア 地球温暖化で世界遺産が危機に！
オーストラリアの17カ所の世界遺産について、地球温暖化によるリスクが高まっていることが8月2日に公表された報告書で明らかになった。
特に地球温暖化の影響に弱いとされた世界遺産には、シドニーのオペラハウス、グレートバリアリーフ、カカドゥー国立公園、ロード・ハウ島群、タスマニア原生自然地域およびグレートブルーマウンテン地域が挙げられている。
地球温暖化の影響としては、降雨量の減少、海面や地表面の温度上昇、嵐の激化、海洋の酸性化、海面上昇などが指摘されている。
なお、この報告書は、オーストラリア国立大学の委託で作成されたもので、国内すべての世界遺産への影響を分析した包括的な報告書としては初めてのもの。
報告書を受けて、オーストラリアのピーター・ギャレット環境・遺産・文化担当大臣は、これらの世界遺産が将来にわたって保護されるよう直ちに行動しなければならないとコメントしている。【オーストラリア環境省】
プレスリリース
http://www.environment.gov.au/minister/garrett/2009/mr20090802.html
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