【国連】2009.07.23 発表
アメリカ、イギリス、スペイン及び中国の大学が、気候中立ネット(気候ニュートラル・ネットワーク、「CN NET」)に参加することになった。国連環境計画(UNEP)の「CN Net」は、温室効果ガス排出量をトータルで限りなくゼロにすることを目指す国、地方自治体、企業などのネットワークで、大学からの参加は初めて。
今回、参加を表明したのは、アメリカのカレッジ・オブ・ザ・アトランティック、エバーグリーン州立大学及びミドルバリー大学、スペインのマラガ大学、中国の同済大学、イギリスのウェスト・オブ・イングランド大学の6校。
例えば、アメリカ・ワシントン州にあるエバーグリーン州立大学は、設立当初から環境教育のリーダー的存在として知られるが、2020年までに気候中立を実現するという目標を掲げ、現在、年間電気消費量の100%(1600kWh)を再生可能エネルギーで調達している。アメリカ環境保護庁(EPA)の推計によると、これは、自動車2100台分の年間CO2排出量を削減するのに匹敵する。
なお、アメリカでは、米国大学学長気候公約(ACUPCC)の取り組みの一環として、現在、645大学が気候中立に向けて、取り組み始めている。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=593&ArticleID=6255&l=en&t=long
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