【EU】2009.06.11 発表
欧州委員会と欧州環境庁が6月11日に公表した、水浴場の水質に関する年次報告書によると、EU加盟国の大多数の水浴場は、2008年も水質基準を満たしていたことが明らかになった。海水浴場の96%、淡水浴場の92%は、EUの水浴場指令の義務的な基準を満たしている。
2008年には、前年と比べ、水質基準の達成率が海水浴場で1.1%、淡水浴場で3.3%改善した。1990年から2008年までの期間でみると、水質基準の達成率は、海水浴場で80%から96%に、淡水浴場で52%から92%に上がり、長期的にも改善の傾向が見られる。
2006年には新水浴場指令(76/160/EEC)が発効し、2015年までに完全施行されるが、ドイツ、スペイン、デンマークなど12カ国は新指令に基づいてモニタリングを行った。【欧州委員会環境総局】
・水浴場指令に関する年次報告
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