【国連】2009.06.05 発表
毎年6月5日は「世界環境デー」。2009年は「地球はあなたを必要としている:気候変動と闘うために団結しよう」をテーマに、メキシコが記念式典のメイン会場となった。
メキシコのカルデロン大統領は、この日、温室効果ガスの削減量を2倍にする、新しい「気候変動特別プログラム」を発表。自主的に、温室効果ガス排出量を毎年5000万トン削減するという方針を示した。資金について適切な合意がなされた場合には、メキシコの温室効果ガス排出量を8~16%削減する効果があるという推計も示されている。
また、記念式典に関するイベントも、「炭素中立(カーボンニュートラル)」で実施。10の先住民族コミュニティから排出クレジットを購入し、イベントに伴って排出されたCO2を相殺(カーボンオフセット)した。古代マヤ文明の「地球を癒す」儀式も行われ、参加者は、楽器の演奏される中、シャーマンが執り行う儀式に見入った。【UNEP】
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