標準的な全自動洗濯機の、洗濯槽の容量は約50リットル、1度の洗濯で1回の「洗い」と2回の「ためすすぎ」を行うと、合計で3槽分、150リットルの水を使います。
近年、洗濯槽の大容量化が進んできて、6kg以上の大容量機種の所持率が60%を越えたとの調査もあります。
洗濯槽の大容量化に伴い、数日分の洗濯物をまとめて洗うことも可能になっっていますが、洗濯頻度にはそれほど変化がないのが実態だそうです。理由は、洗濯物をためることに抵抗を感じること、まとめ洗いするとかえって干し場に困るなどの他、容量に余裕があるだけに、ついそれほど汚れていないものも「ついで洗い」してしまうことにつながっているとも指摘されています。
過度の清潔志向が指摘される近年、洗濯槽の大容量化も増長しているともいえます。
洗う回数が増えればそれだけ布地も痛むし、必要以上の洗剤や水の使用は環境への影響も大きいことが指摘されます。
使ったら洗うといった洗濯習慣など、洗濯のあり方について、少し考え直してみませんか?
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.