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【国連】2018.05.01 発表

国連環境計画WCMC、生物多様性にとって重要な森林を示す地図を公表

 国連環境計画世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC)は、生物多様性にとって重要な森林をグローバル・フォレスト・ウォッチ(GFW)の地図上で特定する2つのデータセットを新たに作成した。森林は陸上生物多様性の約80%を占め、森林減少が生物多様性にとって深刻な脅威となっている。2つのデータセットのうち1つ目の生物多様性重要度を示すデータは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストを用いて、多数の種が生息する地域や世界的に希少な種が生息する地域を重要地域として表示する。もう1つの生物多様性完全度を示すデータは、人間の影響に対する生態系の反応を示すPREDICTSデータベースを用いて、現在の生態系と人間による攪乱のない手つかずの状態との差を示す。2つのデータセットによって、生物多様性にとっての重要度と脅威の深刻さを考慮し、優先的に保全すべき地域を判断できる。【国連環境計画 世界自然保全モニタリングセンター】

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