国連環境計画

[ コクレンカンキョウケイカク ]

解説

1972年6月の国連人間環境会議(ストックホルム)で採択された「人間環境宣言」及び「環境国際行動計画」を実施に移すための機関として、同年の第27回国連総会で設立された。

国連環境計画(UNEP)は、国際連合のもとで、環境問題に関する諸活動の全般的な調整を行なうとともに、新たな問題に対しての国際的な取り組みを推進することを目的とした国際機関である。事務局本部はケニアのナイロビに設置されており、各国からの拠出金等を財源とし運営されている。管理理事会は国連総会で選出され、日本は当初から理事国となっている。

日本には、平成3年5月に大阪と滋賀に日本のUNEPセンターが環境分野における国際貢献施設として開設された。大阪では大都市の総合環境管理分野、滋賀では淡水湖沼集水域環境管理分野を主な活動の柱としている。

詳細解説

EICネット 環境用語集