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「買い物」の生活フィットネス(3)

エコマークやリサイクルマーク、詰め替え型商品、環境を見まもるあなたの目には、きっととまるはず

近頃、さまざまな商品にさまざまなマーク表示がされています。
あなたはその意味やねらいについて、ご存知ですか?

エコマーク商品やリサイクルマーク商品を選んでみる

「エコマーク」や「リサイクルマーク」など、環境保全に配慮した製品などを選ぶための基準を設けて、その達成度合いをマークで示したり、また製品の素材を識別するための情報を提供する表示をつける製品が、国際的に、また日本国内でも盛んになってきています。

あなたは商品を選ぶときに、何を基準にしていますか?
環境保全への配慮よりも、健康面への影響が気になるかもしれません。あるいは、経済性を優先して安いものを選んでいるケースも多いでしょうか。また、機能性やデザインなどが最重要視される場面もあることでしょう。
エコマークなどの環境ラベル等の表示を、商品選択のひとつの判断材料にしている人もいることと思います。

大事なことは、例えば「地球にやさしい」とうたわれる商品が本当に環境によいものなのか、あるいはまた、リサイクルを一生懸命進める一方で使い捨て容器の種類や量を増やす消費型の生活が維持される社会のままで、環境によいことをしていると本当にいえるのか、そんな、表面的な宣伝文句に惑わされずに背後にあるものを見極める、「賢い消費者」としての情報分析能力や判断力を持つことだろうと思います。

環境面や経済性、デザイン・機能性などさまざまな判断基準を秤にかけて、何をあきらめて、どのような選択をしているのか、たまには考えてみてもいいのではないでしょうか?


算出根拠について

  • レジ袋の重さは、スーパーで主に使われるLLサイズのレジ袋(45号)とし、HDPE(高密度ポリエチレン)厚さ21μmの商品の1枚の重さ8.1gとした。
  • 国内生産量の13.9万t(*1)と輸入ポリエチレン袋48.0万t(*2)のうち半分(24万t)がレジ袋に使用されたとすると、470億枚になる。(*1,*2 :日本ポリオレフィンフィルム工業組合 2006年統計)
  • 京都市家庭ごみ細組成調査から推計されるレジ袋数は、京都市のレジ袋排出量4200t(*3)から5.2億枚。京都市の人口は約150万なので、全国では430億枚になると推計できる。(*3:京都市家庭ごみ細組成調査 2006年度)

参考文献


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