あなたが何気なく捨てている服、でも、日本全国では、年間約100万トンが捨てられると推計されています。一人あたりにすると、年間約9kgの服を捨てていることになります。捨てられた服のうち、リサイクルされるのは5~10%程度と推測されており、そのほとんどが焼却されたり、埋め立てられています。
回収された古着は、服として着れるものをアジアに輸出(約45%)、工場などで機械の油汚れを拭き取る「ウエス」にされるものが2割弱、機械でほぐして繊維に再生し、軍手やフェルトにされる「反毛材料」にされるものが2割強、残りの2割が使い切れずに廃棄されています(平成12年度現在)。
流行に振り回されるのはもう卒業、自分のよさを引き出すために着るのが衣服の新しい豊かさでは。流行だからといって、安易に新しい服を買っては、古い服を捨ててませんか?
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