【国連】2020.08.18 発表
国連環境計画(UNEP)によると、ゲーム業界の11社はモバイルゲームに環境に関するコンテンツを盛り込むことを約束した。レースゲームに太陽光発電による充電所を設置するなど、ゲームに気候変動対策、生物多様性保全、持続可能性に関するコンテンツを追加し、ユーザーの環境意識を高めることをねらいとする。これらのゲームのアクティブユーザー数は計2億5000万にのぼるという。
2019年9月に開催された国連気候行動サミットで、ゲームを通じて環境保全の啓発に取り組む「地球のためのゲーム連盟」が立ち上げられた。その支援により2020年3~4月に開催されたグリーン・モバイル・ゲーム・ジャムで今回の約束が発表された。2021年には参加企業を拡大し、10億人のユーザーに環境コンテンツを届けることを目標とする。約束を表明したゲーム会社CEOは、「日頃は熾烈な競争をしているゲーム会社が共通の目的のため協力するのは画期的だ」と述べた。
【国連環境計画】
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