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[海外エコニュース一覧]

【国連】2019.10.16 発表

国連環境計画とアディダス・ランタスティック、ユキヒョウ保全につながるランニング・チャレンジを開始

 国連環境計画(UNEP)及びフィットネスアプリを開発するアディダス・ランタスティックは、ユキヒョウの保全団体等と連携し、追跡用のGPSを装着したモンゴルの野生のユキヒョウと競って走ることができる無料アプリのランニング・チャレンジ「Run Wild」を立ち上げた。
 ランナーと絶滅危惧種との関係構築、絶滅危惧種の生存の複雑さへの理解向上、保全活動への支援を目指す国際的キャンペーンで、実施期間は「世界ユキヒョウの日」の2019年10月23日から12日間。アディダス・ランタスティックは登録ユーザー数が1億5000万人を超えるプラットフォームとマーケティング力を活用する。アプリのユーザーはユキヒョウの日常や採餌、密猟を知ることもでき、保全活動に貢献する機会にもなるという。
 ユキヒョウは最も象徴的な山岳種だが、その生息地は気候変動や土地利用の変化、生息地の劣化・分断、密猟の増加等によりかつてない圧力を受けており、今回の連携がユキヒョウや他の脆弱な種への市民の関心を高めるのに役立つようUNEPは期待を寄せている。【国連環境計画】

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