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[国内エコニュース一覧]

【地方自治体】2018.03.09 発表

富山県、環境問題学べる教材作成 県内全中学校に1万部配布

 富山県は環境教育を推進するため、県の自然や環境対策などを題材にした中学生向け教材「とやまの環境学習」を作成し、県内の全中学校に配布した。授業の参考資料や課外活動の教材などとして活用してもらい、具体的な行動につなげてもらう。
 教材はA4判カラー16ページで、1万部を作成。[1]食品ロス・食品廃棄物の削減[2]レジ袋など容器包装のリサイクル[3]小型家電のリサイクル[4]公害の防止[5]森林の保全[6]希少生物の保護[7]漂着ごみの対策[8]地球温暖化の対策[9]国際環境協力の取り組み―の9つのテーマを写真やイラストを使って分かりやすく解説している。
 小型家電のリサイクルでは、県が市町村や民間のリサイクル会社と連携して使用済み小型家電を回収している取り組みを紹介。レジ袋など容器包装のリサイクルでは、県が08年に始めたレジ袋の無料配布廃止の取り組みを紹介した。
 公害の防止では、大気汚染や水質汚濁、土壌汚染など7種類の公害について説明。四大公害病の「イタイイタイ病」の歴史も取り上げた。教材は県ホームページでも閲覧、ダウンロードできる。
 

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