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[海外エコニュース一覧]

【国連】2018.12.05 発表

国連食糧農業機関、土壌汚染により食の安全が脅かされていると警鐘

 国連食糧農業機関(FAO)は、世界土壌デー(12月5日)のイベントで、世界の土壌汚染が悪化し、食の安全と供給が脅かされていると警鐘を鳴らした。汚染源は農薬、プラスチック、電子機器廃棄物、未処理廃水などで、ある程度は土壌がフィルターとなって汚染物質の拡散を防いでいる。しかし土壌の緩衝能力を超えれば、汚染物質は環境に広がり食物連鎖に入り込む。汚染に加え土壌の酸性化や侵食の影響で、すでに世界の土壌の33%は劣化しており、作物収量の減少や食べるには危険な作物の増加が懸念されるという。
 2018年の世界土壌デーは土壌汚染への対策をテーマに掲げており、FAOは国、産業、消費者が取りうる対策を示した。たとえばプラスチックは、生産される量の3分の1は粒子となって土壌に残り、やがて食物網に運ばれる。FAOは、過剰な包装や化学物質の使用を防ぐ環境政策の強化が必要だとしている。消費者側も、繰り返し使えるボトルやエコバッグ、リサイクル材を使った製品の選択などで貢献できる。
 イベントでFAOは、土壌流出と土壌中の栄養損失の影響を経済的価値で表した調査も報告した。国連機関がマラウィで実施した調査によると、土壌損失が25%増えるとGDPは0.64%損なわれたという。【国連食糧農業機関】

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