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[海外エコニュース一覧]

【カナダ】2018.09.17 発表

カナダ、海洋プラスチックごみに関する教育ツールを立ち上げ

 カナダは、海洋プラスチックごみに関する学校用の教育ツールを立ち上げた。これは年齢に応じた資料集やワークブックから成り、海洋プラスチックごみ問題に対する若年層の意識を高め、解決策の創出と行動を促進することをねらいとしている。キャサリン・マッケナ環境・気候変動相は、学生との対話イベントに参加し、プラスチック汚染の問題や教育ツールの重要性を説明して学生の声を聞いた。同相は、「環境保護に関して若年層の果たす役割は大きく、解決への参加を促すことは万人の利益につながる」とコメントした。
 カナダは2018年のG7で議長国を務めるにあたり海洋の健全性とプラスチック汚染を優先事項としており、2018年6月にはG7サミットで、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスと共に海洋プラスチック憲章を承認した。2018年9月にはハリファックスで「G7環境・エネルギー・海洋大臣会合」を開催予定で、プラスチックごみ削減に関する具体的成果を生むことを目指している。カナダは将来的にプラスチック廃棄物をゼロにするため国際パートナーや若年層と連携するとしている。【カナダ環境・気候変動省】

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