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[海外エコニュース一覧]

【国連】2018.07.31 発表

グローバル・フットプリント・ネットワーク、人類は2018年8月1日に史上最速で1年分の自然資源を使い果たすと報告

 グローバル・フットプリント・ネットワークは、2018年の「アース・オーバーシュート・デー」(人間の環境資源・サービスへの需要量が、その年に地球が再生産できる量を上回る日)が過去最も早い2018年8月1日になると報告した。人間活動に由来する温室効果ガスは人類のエコロジカル・フットプリント全体の60%を占めている。そのため、資源の過剰利用を抑えるにはパリ協定に基づく気候対策が重要となる。具体的には、車両利用を50%減らし、車両による移動距離の3分の1を公共交通機関、徒歩、自転車に置き換えることで12日分、エネルギー部門の温室効果ガス排出を50%削減することで93日分、食品廃棄物を半減させ、食生活のフットプリントを下げ、カロリー消費量を世界の平均に抑えることで38日分、人口増加を抑制する(子供の数を二世帯当たり一人分少なくする)ことで2050年までに30日分、アース・オーバーシュート・デーの到来を遅らせることができるという。一方で、高所得国のエコロジカル・フットプリントは2000年以降12.9%低下しているという前向きなデータも示された。【国連気候変動枠組条約】

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