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【国際機関】2017.12.18 発表

国際エネルギー機関、石炭需要は2022年まで横ばいと予測

 国際エネルギー機関(IEA)は、世界の石炭需要は2017~2022年はほぼ横ばいで推移するという見通しを「石炭2017」報告書で発表した。それによると、天然ガス価格の下落、再生可能エネルギーの急伸とエネルギー効率の改善を背景に、世界の石炭消費は2016年に1.9%減少した。2022年までに世界の石炭需要は55億3000万トン(石炭換算)に達する見込みだが、これは過去5年の平均と同程度で、消費停滞は10年間に及ぶ見通しだという。石炭需要は、2016年に中国、アメリカ、EUで減少した。しかしインドや東南アジア各地では増加しており、今後も減少する兆しはないという。IEAは、この状況では炭素回収・利用・貯留(CCUS)技術の開発を早急に進める必要があると指摘する。2016年にもCCUS技術は進展したが、他の低炭素技術に比べ後れをとっている。IEAは、CCUS抜きには気候変動による問題への対応はより困難になることから、その支援が必要だとする見方が各国政府や産業界のエネルギー関係者にも広がっているとしている。【国際エネルギー機関】

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