メインコンテンツ ここから

[海外エコニュース一覧]

【韓国】2017.01.20 発表

韓国環境部、レシートを紙からモバイルに移行するキャンペーンを実施

 韓国環境部は、スマートフォンアプリを使ってモバイルでレシートを発行することで、紙資源を節約しCO2排出を削減できるようにするキャンペーンを実施する。韓国で発行される紙のレシート量は年々増加しており、約2500億ウォンの発行経費がかかり、生産および廃棄プロセスで5万5000トンの温室効果ガスが排出されているという。紙レシートの60%はすぐに捨てられ、資源の浪費や廃棄のため環境コストが生じる。今回のキャンペーンでは、消費者はモバイルフォンアプリをダウンロードし、「紙レシートの印刷」機能をオフにすることで自動的にモバイルレシートを受け取れるようになる。モバイルレシートでも製品の交換や返品ができ、紙レシートが必要な場合は発行できるという。キャンペーンによって削減された紙購入費用は環境改善キャンペーンのために利用される。キャンペーンの一環として、2017年1月19日には、新世界グループの13社らと共にモバイルレシートに移行することを宣言するという。【韓国環境部】

前のページへ戻る