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[海外エコニュース一覧]

【国連】2013.08.06 発表

ラムサール条約事務局、科学技術検討委員会(STRP)のオンラインプラットフォームを開設

 ラムサール条約事務局は、同条約の補助機関である科学技術検討委員会(STRP)の活動を支援する新たなウェブ上の「プラットフォーム」を開設したと発表した。同事務局は、このプラットフォームを委員会閉会期間中の作業に役立てると同時に、条約の締約国や各国の担当窓口その他の条約関係機関とのコミュニケーションの改善につなげたいとしている。
 STRPプラットフォームは、1990年代に設けられた従来の「STRP支援サービス」が現在では非効率的になり、公開のインターフェース機能もないため、これに代わるものとして新たに開設された。主として1)ポータル(ウェブサイト上の公共スペース。STRPの活動、会合、制作物に関する情報を提供する。)と2)ワークスペース(パスワードで保護された専用スペース。STRPメンバー等が閉会期間中の作業を行う)の2つの要素を持つ。ラムサール条約関係者は、ポータルを通じ、STRPメンバーが求める情報の提供、STRPニュースレターへの投稿などによりSTRPの作業に直接貢献することができるほか、STRPや湿地関連の最新ニュース・会議日程等が入手できるようになる。
 事務局では、プラットフォームの改善アイディアや湿地関係情報を一般から募っている。プラットフォームのサイトアドレスは、http://strp.ramsar.org。【ラムサール条約事務局】

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