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【国際機関】2021.10.07 発表

国際エネルギー機関、化石燃料産業のメタン排出削減は当面する温暖化対策としてきわめて効果的と報告

 国際エネルギー機関(IEA)は、化石燃料産業のメタン排出削減は、当面する温暖化対策としてきわめて効果的であると報告した。メタンは短寿命で地球温暖化係数が高いため、排出削減効果は大きく即効性がある。加えて削減コストは低い。
 化石燃料産業からのメタン排出は、人為起源のメタン排出の3分の1を占める。排出の大部分は開発・採掘・輸送・精製等の過程における単なる漏出で、本来は事業者が捕獲・回避すべきもの。排出の70%以上は技術的に防止でき、漏出回避による利益は防止コストを上回るという。
 折から、2021年9月にEUとアメリカが、2030年までに人為起源のメタン排出の30%削減を掲げる世界メタン誓約を表明した。今回のIEA報告書は、2030年までに化石燃料産業のメタン排出の75%削減を目指す。この削減により人為起源メタン排出の25%が削減できる。
 漏出探知・修理の義務化、技術基準の制定、非緊急時のフレア・ベントの禁止など対策が実施されている国々もあるが、生産国における取組の遅れが課題である。
【国際エネルギー機関】

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