DAC

[ ダック ]

解説

DACとは開発援助委員会のことで、貿易委員会、経済政策委員会に並ぶOECDの三大委員会のひとつである。

1961年9月にOECDが設立されたのを機に、前年に設立されていたDAG(開発援助グループ)からDACに改組された。現在では、22カ国と欧州委員会の合計23のメンバーから成り、途上国がグローバルな経済社会に参加するための能力開発のための国際協力の分野と個々の人々が貧困を克服し社会に参加するための国際協力の二つの分野で活動しており、ODAのアンタイド化の推進や途上国への援助の量的拡大や効率化を図ることなどを目指している。

活動としては、年に1回行われるハイレベル会合、援助に関わるハイレベルの関係者が集まるシニア会合、ODAの活動の中核となる本会合が行われ、この本会合ではDACの年間活動の策定や国別、テーマ別の会合が行われる。

詳細解説

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