除草剤

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解説

農薬の一種で、農作物や樹木に有害な雑草、かん木を枯死させたり、成長を著しく抑制させたりする薬剤のこと。植物種に関係なく多くの種類を枯殺する非選択性剤と、特定の植物種のみに強く作用する選択性剤がある。また、処理された部分(薬剤との接触部位)のみが枯殺される接触型、吸収された後に植物体内を移行して処理された部分以外も枯殺する移行型に分類される。

日本では農薬取締法に基づき登録された薬剤しか農薬として販売・使用できない。シマジンは除草剤の代表例で、使用方法によっては、下流の水域でシマジンが水から検出されることがある。なお、シマジンとチオベンカルブについて水質環境基準と排水基準が設定されているほか、ゴルフ場農薬暫定指導指針にはシマジンを含め17種類の除草剤について排出水の指針値が設定されている。

詳細解説

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