長距離自然歩道

[ チョウキョリシゼンホドウ ]

解説

豊かな自然や歴史、文化にふれあうとともに、健全な心身の育成や自然保護に対する理解を深めることを目的として整備された長距離の自然歩道。路線計画、整備計画を環境省が樹立し、関係都府県により整備される。

1970年に東海自然歩道の整備に着手して以来、九州、中国、四国、首都圏、東北、中部北陸、近畿と順次整備が進められてきた。現在、北海道自然歩道と東北太平洋岸自然歩道の整備が進められており、総延長距離は27,795kmにのぼる(ただし、北海道自然歩道は平成31年度現在整備中のため整備計画に示されたもの)。令和元年度の利用者数の集計は、74,393千人。

長距離自然歩道ウェブマップでは、長距離自然歩道のルートをウェブ上で「地理院タイル」を背景に閲覧することができる。(2022年4月改訂)

詳細解説

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