[ ヒヨウベンエキブンセキ ]
公共事業等を実施する際、かけた費用に対してどれだけの便益があったかを金額に換算して分析すること。無駄な公共事業を抑制する手法として導入されてきている。
環境汚染に関しての費用便益分析の例としては、規制をした場合、公害対策にかける費用とその規制によって得られる便益を比較し、規制の程度を決める考えがある。このとき、規制によって得られる便益をどのように金銭に換算するかが問題となる。健康被害や自然保護に関する費用便益の算出方法が種々検討されている。