自然環境事務所

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解説

環境省自然環境局の出先機関として、国立公園、国指定鳥獣保護区、原生自然環境保全地域、自然環境保全地域など環境大臣が指定した保護地域の管理や保全・整備に関する各種の調査などの業務、また、希少な野生動植物の保護・増殖に関する業務や自然とのふれあいを推進するための業務など自然環境の保全と利用に関する幅広い業務を担当。

従前は、全国を11地区に分割し、各地区に設置された地区自然保護事務所の管轄下に野生生物業務を担当する支所(12箇所)、国立公園等を担当する自然保護官事務所(67箇所)が配置されてきたが、平成17年10月の組織改編により、改組・改称された。

現在は、全国7ブロックに新規に設置されることになった環境省の地方支分部局「地方環境事務所」が旧「自然保護事務所」と旧「地方環境対策調査官事務所」の統合により発足し、業務が引き継がれている。また、自然環境関連業務については地方環境事務所のブランチとして、自然環境事務所、自然保護官事務所などが設置されている。(2014年7月改訂)

詳細解説

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