脊椎動物

[ セキツイドウブツ ]

解説

背骨を軸としてからだを支えている動物。正確には、動物界体腔動物に属する脊椎骨をもつ動物の一門(「門」は生物を分類する単位)。脊索動物(幼生期か、または一生脊索(脊椎の基礎となる骨格)を持っている動物)門中の一亜門(別の門を立てるほどではないが、門をいくつかに分ける場合がある。)とされる場合もある。

魚類についてはさまざまな説があるが、脊椎動物門の綱レベルの分類は一般的に、円口類、棘魚類、板皮類、軟骨魚類、硬骨魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類、の9綱に分類される。

発生の初期から脊索を持ち、それを中心に中軸骨格が発達する。外見上の特徴は、左右対称性が高く、皮膚の表面が鱗や羽毛、毛などで覆われていること。中枢神経がよく発達し、前端には脳がある。古生代オルドビス紀に現れた。

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