緑の国勢調査
[ ミドリノコクセイチョウサ ]
自然環境保全法(1972)に基づき、環境省(旧環境庁)が実施する日本の自然環境全般に関する調査。自然環境保全施策を科学的・客観的アプローチから推進するための基礎資料を得ることが主な目的。概ね5年ごとに調査を行い、自然環境の現状と時系列変化を捉えることも目指していることから「緑の国勢調査」とも言われている。調査項目は、植生、野生動植物、地形地質、陸水域、海域、生態系など多岐にわたっている。調査成果は報告書、地図等の形で公表されるほか、生物多様性センターのホームページからもアクセス可能。