空中散布
[ クウチュウサンプ ]
薬剤をヘリコプターや小型飛行機で空からまくこと。航空防除ともいわれる。
日本では、主に水田や山林に殺虫剤、殺菌剤の散布が行なわれている。水田の場合は、稲のイモチ病予防に散布されることが多く、山林ではマツクイムシのを媒介するマツノマダラカミキリを防除するため散布されることが多い。近年では無人のラジコン・ヘリコプターを使って散布されることもある。
住宅地と農地が近接する場合もあるため、人体への健康上の問題から問題になることも多い。また、生態系に与える影響、養殖漁業など他の産業に与える影響なども指摘されており、散布を巡って各地で問題になることも多い。