皇居外苑

[ コウキョガイエン ]

解説

環境省が所管する国民公園のひとつ。皇居前広場を中心とした地区、北の丸地区及び皇居をとりまく12の濠からなる約115haの緑地。皇居前広場はクロマツの点在する大芝生広場と江戸城のたたずまいを残す濠、城門が調和した景観を保っており、修学旅行をはじめとして多くの人々が訪れている。北の丸地区は森林として整備されており散策や自然観察に利用されている。また、苑内の一部には武道館、科学技術館、国立近代美術館などの施設もある。

壕の水質悪化を防ぐため、浄化施設が整備され壕水を循環させつつ浄化している。

近年、一部の壕に移入魚であるブルーギル、ブラックバスが生息し、在来種の生息を脅かしつつあることが判明し、移入魚の駆除事業が実施されている。

詳細解説

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