環境資源

[ カンキョウシゲン ]

解説

資源にはその所有形態から公共財と私有財に分類されるが、公共財を更に分けて道路などの社会的資源と水などの自然的資源に分けることができる。この自然的資源が、環境資源と呼ばれる。広義には採掘される前の鉱物資源や伐採前の森林資源なども含まれるが、狭義には水や大気などに限定される。従来、清澄で枯渇の恐れのないものと認識されてきたその存在が、今日では汚染や枯渇にみまわれている。

環境資源は、コモンズ(共用地)の悲劇といわれるように過剰使用により枯渇する。このため環境資源の利用コストを適正に負担させることや適正管理の仕組みが求められている。

詳細解説

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