[ カンキョウゼイ ]
確立した定義があるわけではないが、一般的な用い方として、狭義には温暖化対策として温室効果ガスの排出量に応じて課税するいわゆる炭素税のことを指す。広義には環境保全を目的とした各種の税のことを指すこともある。ただし、ガソリン税のように環境保全に結果的に寄与するものであっても、主たる目的が環境保全でないものは通常は環境税とはいわない。現行法制では地方自治体が法定外目的税として設けていることがある、いわゆる産廃税や森林税のようなものを指すことが多い。