燃料転換
[ ネンリョウテンカン ]
大気汚染対策などで、汚染物質発生のより少ない燃料に切り替えることを言う。
二酸化硫黄による大気汚染対策では、低硫黄重油、LPGなどへの切り替えが行われた。また、窒素酸化物対策では、石炭より石油、石油より天然ガスへの転換が行われた。
地球温暖化対策では一般的には、石炭、石油から天然ガス、自然エネルギーなどの再生可能エネルギーなどに換えることを指す。例えば、同一熱量を得るのに石炭を使用した際に発生する二酸化炭素の量を一単位と仮定すると、石油では0.8、天然ガスでは0.6の発生量となる。(2015年2月改訂)