[ ネッタイ ]
地球の気候帯の一つで、赤道をはさむ低緯度の地域、概ね南北回帰線にはさまれた地帯をさす。
年平均気温20℃、最寒月の平均気温18℃以上など各種の定義があるが、気候学的境界は必ずしも明確でない。
気候帯は、気候によって世界を帯状に区分したもので、ドイツの気候学者P. ケッペン(1846-1940)は、気温、降水量、乾燥度を基準として、地球を熱帯、温帯、冷帯、寒帯、乾燥帯の5つの地帯に大別した。