水質汚濁
[ スイシツオダク ]
人間の生活様式の変化や産業の発達により、有機物や有害物質が河川、湖沼、海洋等に排出され水質が汚濁すること。
発生源は、生活排水、工場排水の他、農業/牧畜排水、大気汚染の降雨による水質汚染などがある。影響としては、有害物質による魚介類・ヒトへの被害、有機性汚濁による水質の悪化などのほか富栄養化による藻類の異常繁殖及び貧酸素による水生生物の死滅などがあげられる。
対策としては、工場及び事業場での排水基準の遵守、排水処理技術の向上、各家庭の生活排水に対しては下水道、農業集落排水施設、コミュニティ・プラント等の整備、合併処理浄化槽の設置などである。