標識調査

[ ヒョウシキチョウサ ]

解説

鳥に足環などを装着して放し、再捕獲したり観察することで、渡りや移動、寿命や繁殖開始年齢などを調べること。足環などの装着は鳥を一羽ずつ区別(個体識別)するため。調査で得た情報は、渡り鳥の保護や管理のための重要な基礎資料となっている。

1924年に開始され、一時中断の後、1961年から継続して行われている。現在は、環境省が(財)山階鳥類研究所に委託し、全国60カ所の鳥類観測ステーションで行っている。1961年以降2000年までに放たれた鳥の数は約300万羽。

詳細解説

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