森里川海

[ モリサトカワウミ ]

解説

第3次生物多様性国家戦略(2007年閣議決定)で「森・里・川・海のつながりを確保する」ことが基本戦略の一つに位置づけられ、森、里、川、海を連続した空間として積極的に保全・再生を進める政府の方針が示された。

2013年には「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトが環境省により開始され、2016年に「森里川海をつなぎ、支えていくために」と題する提言が発表された。提言では、「森里川海を豊かに保ち、その恵みを引き出す」ことと「一人一人が森里川海の恵みを支える社会をつくる」ことを目標に、地域の草の根の取組、実現のための仕組みづくり、ライフスタイルの変革などの具体的アイデアが示されたほか、資金確保の仕組みを2-3年程度かけて議論しモデル事例を作る必要性などが強調されている。(2017年2月作成)

詳細解説

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