後発開発途上国

[ コウハツカイハツトジョウコク ]

解説

後発開発途上国(LDC: Least Developed Countries)とは、開発途上国の中でもっとも開発が遅れた国々を指す(「LLDC: Least Among Less Developed country」と表記されることもある)。国連開発政策委員会(CDP:United Nations Committee for Development Policy)の作成した認定基準に基づいて、国連経済社会理事会における審議を経て、国連総会の決議により認定されている。具体的な認定基準は、「1人当たりのGNIが750ドル未満」「人口7千5百万人以下」などが2003年のLDCリスト見直しで示された。

2005年2月現在、アフリカ地域の34ヶ国、アジア地域の10ヶ国、大洋州地域の5ヶ国、中南米地域の1ヶ国の合計50カ国がLDCとして認定されている。

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