建設廃材

[ ケンセツハイザイ ]

解説

工作物の新築、改築、除去に伴なって発生したコンクリート・煉瓦・アスファルトなどの破片。2002年の発生量は5,500万トンで、産業廃棄物の総排出量の14%程度を占めた。また、再資源化率は84%であった。

いずれも破砕・選別されて再生骨材となり、道路路盤材、埋め戻し材、裏込め材などの土木資材として利用される。また、コンクリート塊は再生生コン材料となり、アスファルト塊は再生合材として舗装に用いられる。

なお、建設リサイクル法(2000)は、建築物、工作物の両方に係る解体、新築棟に係る建設廃棄物を対象としているので、建設廃材(がれき類)についても、同法による再資源化義務が課せられる。

詳細解説

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