外来タンポポ

[ ガイライタンポポ ]

解説

セイヨウタンポポやアカミタンポポなど、国外から入ってきて日本に帰化したタンポポをさす。帰化タンポポといわれることもある。キク科の多年草。関東以西では、ほぼ周年開花し、単為生殖(受精が行われなくても種子ができる)で結実して繁殖する。頭花は200あまりの小花からなる。種子生産量は在来タンポポの約100と比べて多い。

外総苞片(蕾の段階で花を包んでいた部分。内側にあるのを内総苞片、外側にあるのを外総苞片という。)が開花時に反り返ることで在来タンポポと容易に識別できること、また、外来タンポポが市街地など人為的改変の著しい土地に多く、一方、在来タンポポは田園地域など自然環境が良好に保たれている土地に多いという分布特性から、環境指標種とされてきた。ところが近年、形態上はほぼ外来タンポポと区別のつかない在来タンポポとの雑種が報告され、問題視されている。

なお、一般には在来・外来の区別や種の区別をせず、タンポポ類を総称して単に「タンポポ」と呼ぶことが多い。

詳細解説

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