堰堤

[ エンテイ ]

解説

砂防指定地内の河川において、上流から流失してくる土砂を貯留するために、あるいは既に河床に堆積した土砂の再流失を防止するために設置されるダム。砂防堰堤とも呼ばれる。

上流域の流域に設置される小さなものから、中流域の河川に設置される大規模なものまで、その態様はさまざま。国土交通省所管。

なお、森林内の渓流に治山を目的として設けられる小規模なダムは治山ダム(治山堰堤)といい、農林水産省が所管する。

一般的には、「ダム」と「堰堤」は区別なく用いられるが、河川法(1964・国土交通省所管)上は、「流水を貯留する目的で築造された高さ15m以上の構造物」をダムと定義している。

詳細解説

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