国際エネルギー機関

[ コクサイエネルギーキカン ]

解説

加盟国におけるエネルギーの安全保障と安定需給を目的とする国際機関。加盟国におけるエネルギーの安全保障と安定的な需給構造確立を目的として、第1次石油危機後の1974年に設立された。本部はパリ。OECD枠内の機関で、30カ国のOECD加盟国のうち26カ国が加盟している(06年6月現在)。OECD加盟国のうち、石油備蓄基準(前年の1日当たり石油純輸入量の90日分)を満たしている国のみが加盟可能とされる。

日本は、IEAの分担金の21.037%(2005年)を担っており、これは米国に次いで第2位の分担率である。

IEAは、2011年にクリーンエネルギー進捗レポートを発表、2013年には地球温暖化に歯止めをかけるには低炭素エネルギー開発のペースが遅すぎるとの見解を示した。(2014年4月改訂)

詳細解説

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