国立公園管理官
[ コクリツコウエンカンリカン ]
わが国の国立公園の現地管理に携わる職員。一般に「レンジャー」や「パークレンジャー」と呼ばれている。1953(昭和28)年に支笏湖畔等6地区に初めて配置された。1984(昭和59)年4月に国立公園管理員から国立公園管理官に改称され、2000(平成12)年4月の国立公園・野生生物事務所の自然保護事務所への改称と合わせて、国立公園管理官から自然保護官に変更された。これにより「国立公園管理官」の名称は消えていたが、2017(平成29)年4月に全国5つの国立公園(阿寒(その後、「阿寒摩周」に変更)、十和田八幡平、日光、大山隠岐、阿蘇くじゅう)に国立公園管理事務所が設置されたことにより復活した。
2023(令和5)年1月現在、その所属先によって「国立公園管理官」と「自然保護官」の2種類の肩書があることになる。(2023年3月作成)