古紙利用率

[ コシリヨウリツ ]

解説

古紙消費量(原質部門での古紙および古紙パルプ投入量)の、繊維原料の全消費量(全投入量)に対する比率。

製紙産業は、この「古紙利用率」(繊維原料投入高に占める古紙の構成比)をリサイクルに対するパフォーマンスの評価指標としている。

製紙産業による古紙消費量は年間約1,700万トン、古紙とパルプの使用比率はおよそ6:4で、2012年の古紙利用率は63.7%であった。業種別には、紙で41.1%、板紙は92.9%。古紙利用法は、日本は世界のトップクラスにあり、新聞巻取紙の古紙の再生利用率は50%以上である。

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