剪定枝
[ センテイシ ]
公園の樹木や街路樹、庭木などの生育や樹形の管理を目的に切りそろえられた枝の切りくず。結実を均一にしたり樹形を整える他、特に街路樹の場合は落葉の散乱防止や、木の生長・枝の伸展に伴い信号等の見通しを悪化させるのを防ぐためなど、本来の樹木の生長にかかわりない(むしろ抑制する)ための剪定を施されることも多い。
小型焼却炉の規制強化等により焼却処分ができなくなった剪定枝は、細かく破砕して、舗装材や家畜の敷料として用いられたり、発酵させて堆肥化、また細かく粉砕しておがくず代用の油吸着剤などに活用される。