世界気候研究計画
[ セカイキコウケンキュウケイカク ]
1980年にスタートした世界気象機関(WMO) が全体調整を行っている国際研究計画。その目的は、気候の予測可能性および人間活動の気候影響の程度を評価するために必要な、基礎的な気候システムおよび気候プロセスの科学的理解を発展させることと、1992年のUNCED (国連環境開発会議) において策定されたアジェンダ21の実行を支援することである。
WCRPの調査プロジェクトは、全球エネルギー・水循環観測計画(GEWEX)、気候変動性・予測可能性研究計画(CLIVAR)、熱帯海洋・地球大気計画(TOGA)、成層圏プロセスとその気候における役割研究計画(SPARC)、気候と雪氷圏計画(CliC)、海洋表層-低大気圏研究(SOLAS)である。