リスクコミュニケーション
[ リスクコミュニケーション ]
化学物質などの環境リスクに関する正確な情報を行政、事業者、国民、NGO 等のすべての者が共有しつつ、相互に意思疎通を図ること。
また、2000年9月にベルリンで開催されたOECDの「リスクコミュニケーション」ワークショップでは、「利害関係者間で健康や環境のリスクに関する情報をある目的をもって交換すること。特に(a)健康や環境のリスクの程度(b)健康や環境のリスクの定義や意味(c)健康や環境のリスクの管理や制御を目指した決定事項、行動計画や方針について、利害関係者間で情報を伝達するという行為である。」と定義している。
なお、この用語は広範な分野で使われるようになってきており、その意味も分野により多少異なるので注意が必要である。