プラスチック資源循環法
[ プラスチックシゲンジュンカンホウ ]
海洋プラスチック問題、気候変動問題、諸外国の廃棄物輸入規制強化等への対応を契機として、国内におけるプラスチックの資源循環を一層促進するためプラスチック資源循環法、正式名で「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が令和3年6月に制定された。
法律の内容としては詰め替えボトルのように製造事業者が努めるべき環境配慮設計に関する指針を策定し、指針に適合した製品であることを認定する仕組みを設けること。また、ストローやホークなどのワンウェイプラスチックの提供事業者が取り組むべき判断基準を策定し事業者への勧告、公表、命令を措置すること。さらに市町村の分別収集・再商品化や製造・販売事業者による自主回収の促進などが盛り込まれている。(2022年6月作成)